指導者紹介

北見琢也
「錬心社」主宰 ・ 書塾「蜻蛉堂」運営

〈略歴〉

・1963年卯年生まれ、故、北見雨洋長男。物心つく前から筆を持ち書の道へ。 

・國學院大学卒業。

・大学在学中より鎌倉の手島右卿先生に師事。お亡くなりになる最後の4年間でしたが、貴重な時間でした。

・その後、手島先生の内弟子の貞政少登先生に師事。浅草橋の稽古場「研墨会」では兄弟子達に揉まれ、先生には沢山叱られながら「書」を学びました。先生は2018年に亡くなられ、今は兄弟子達と研墨会を引き継ぎ書に向き合っております。

・現在、毎日書道展審査会員、独立書人団審査会員

 

 

2021年は毎日書道展会員賞を頂き、秋には日展に初入選いたしました。            

父、北見雨洋(2006死去)の遺した書道教室「錬心社」を引き継ぎ18年。2022年より屋号を新たに「書塾 蜻蛉堂」とし      

より一層の心持ちで書家活動と教室運営に勤しむ所存でございます。               

どうぞ宜しくお願いいたします。

 



田中彩雨
学生部を指導

幼少期より40年余り故北見雨洋に師事。

父の葬儀では門下生代表の弔事を頂き、主を失った錬心社の運営を助けて頂きました。

又、山手にある聖光学院では芸術講座講師として2021年度まで学生指導を。

学生時代は陸上選手でもあり、今も毎朝のランニングを日課とされています。

そんな健康的な先生のお稽古は子供たちをも引き付けるもので魅力的です。

競書「墨泉」での級や段の取得をベースに、色々なアイデアで書の可能性や創造性を引き出すお稽古で子供たちは楽しんで通っています。

門下生の中には幼稚園から通い始め、大学卒業になっても先生を慕い書を学ぶ生徒さんもいらっしゃいます。



北見雨洋(2006死去)
「錬心社」発足、主宰

1929年(昭和4年、巳年生まれ)享年77歳。

 

師匠(書)相沢春洋、玉木瑞堂、手島右卿

  (篆刻)山崎方石、二世中村蘭台

毎日書道展審査会員、独立書人団審査会員、横浜書道連盟会長。

書歴、日展3回入選。

横浜書道連盟団員を連れて中国大使館のサポートを頂き日中合同書道展を開催。

晩年は聖光学院芸術講座講師として教壇に立つ。